晴山先生の作画に惹かれて読みました。
身体の表現がはちゃめちゃに素晴らしくて、読んで良かった〜!と思いました。ヒロインの肌の柔らかさや曲線の艶かしさ、ヒーローの筋肉のバランスの良さと色気、指先や液体の描き方もどどどえっちでありつつ、TLらしい品もあって最高です…!
お話としてはちょっと昔のセオリーを詰め込んだという感じで、展開は強引な印象でした。主人公の「不幸体質」という印象が薄いまま読み進めていたので、序盤は主人公が悲劇のヒロインぶっているように感じて鼻につくな…と思ったり、ヒーローがヒロインと関係を持つのが性急すぎて思いやりに欠けてるな…と思ったりもしました。
とはいえ、ヒロインの変化も感じられましたし、サクサク展開してお話としても長すぎず、読みやすかったです。
個人的には、作画を堪能する作品としておすすめしたいなと思いました。