“精霊の守り人” が好きで原作者買い。
相争ってきた二国間において…呑合された国が齎した疫病を、彼の国の呪いとみなした支配国。何故か支配国の者だけが罹る病を利用して巻き返しを図ろうという陰謀と確執をベースに、病を克服するため奮闘するイケメンお医者と、我が道をゆく父性爆発主人公 。
上巻は良かったが、最後にモヤモヤが募りました。決着への過程がよく分からないまま結果だけ置いて終わるのです。主人公がラストに取った行動は何だったのか？その後の消息は？
何より根幹の設定である「山犬の王」とは結局何だったのだろうか？その辺りウヤムヤな為かなーり未消化な読後感でした。これは原作を読めという事か…。
漫画でしか表現できない世界観を求めたけど、一方で漫画だけじゃ限界がある部分なんだろうな。ファンタジー小説の漫画化は文字読ませてる感が多少出ちゃったとしても、説明的補足は欲しいなと思いました。
シンプルで見やすい絵柄、とりわけ背景が素敵だったので評価は甘め。
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