「失くしたものは何ですか?」導かれるように誘われる不思議な館と、怪しげな主の男。耽美な世界観でした。小物もめちゃ凝ってて好きな雰囲気♪
迷える羊の背中を少~し押してくれるような、怪しげな主を中心にオムニバス形式でお話しが描かれています。
最初の、先生と生徒のお話しがちょっと切ないかな・・・失ってから初めて気づく大切なもの・・・みたいな感じの内容で、巻頭のは先生目線のお話しなのですが、間に2作挟んで最後に生徒目線としてのお話しが描かれています。お話しの作りとしては好みなのですが、人物の描き分けがちょっと解り難くて、途中で誰が誰なのか迷子になりました(^^;幻想的な世界だけれど・・・実体のある館設定なのかな・・・一緒に住んでるらしいユウトと主の関係性も気になったけど、その辺の説明はなくてちょっと残念でした。