意外にとても面白かった。★を-1にしたのは、サラッとしていてもう少し深く描いてほしかったから。ユウという男はもともと母親一人に育てられていたらしく、自分の異常性をわかっている。あんな は被害者の立場から、徐々に自分自身の執着性が開花されてき、2人は意外にうまくいってしまう。あんな が子どものころから、同じハンカチを使い、それに同じ刺繍をする という日常のささいなことを後半に描いていて、この男女がとても似ている人間性をもっていることが分かる。だからこそ、このような依存しあう関係を築くことができた ということがほのくらーく分かりました。2人が分かり合っていて満足しあっているので、いいってことですね。