たとえ親子であっても相性があることや軽重毒親も残念ながらいることをもっともっと子供たちへ周知できたらいいなと思いました。過干渉な親のたくさんの心配事はたいてい子供からすると初めて聞くような事柄です。先回りしてあれこれネガティブなことを騒ぐ親に対処法もなく向き合ううちに子供は自己肯定感が低く破滅型の考えを持ったりとにかく無気力になったりします。この系統の書籍を読んで「自分も毒親では!?」と考えた子育て中の方々は大丈夫。本当の毒親は自分のことをむしろいい親だと思い込んでいます。毒親業界の進化系として体験談の次はある程度成長した子供が親をトレーニングするハウツー本か、第三者を挟んだ家族の再生本が子供も読みやすいマンガ形態であったらいいなと思います。結局長年苦しめられて絶縁を選ぶしかなかったとしてもルーツに背を向ける哀しみはやはりあるんじゃないかと思うのです。