この話は藤臣美弥子先生が原題『ボスへの想い』で既にコミック化されていること!『ボスへの〜』のコミックが廃版になったのかと思ったけど、ちゃんと配信続いているし、2つの配信時期が一年しか違わないのも不思議。出版社のほうで何か手違いがあったのか…漫画家さんはいくつかの原作の中からコミック化したい作品を選ぶそうなので、たまたま原作がかぶってしまったとか?だけど、出版社が気付かないのもおかしいし、何か狙いがあってのことなのか…?何にせよあまり見ない事象だが、一つの原作を複数の漫画家さんがコミック化することで、漫画家さんが原作のどこを抜粋したのか、どうアレンジしたのか比較できるのは面白い。 肝心な内容だが、これぞD・パーマーの王道!って感じで、特別目新しさはない。愛する人を失い非婚主義者の傲慢ヒーローと、そんなヒーローを愛する健気ヒロイン。ヒーローが最後の最後にしっかり言い訳するのもデフォルトだし。警察署長がイイ味出してたけど、パトカーはタクシーではないぞ、ヒーローよ!掌返しが得意なヒーローのモノローグが多めだったのは、吉田先生のお心遣いかな?