ネタバレ・感想ありテレプシコーラ/舞姫 第2部のレビュー

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六花ちゃんの成長の素晴らしさ
2024年11月2日
10年以上前に第一部を本で集めていてその後途中で買うのを断念していたのですが、コミックシーモアで電子書籍で出ているのを知り感激して課金して買いました!名作を読みたい時に読めてとても嬉しいです。
山岸先生の作品に間違いはないです!!
バレエの大変さ、現実を突きつけられるのに胸が締め付けられますが、六花ちゃんがしなやかに成長して涙涙でした。人と違う個性があって、それをみてくれている人がいて、努力が身を結び成長していく姿が素晴らしかったです。
ローザンヌバレエコンクールを目指して
2024年10月14日
バレエ教室を開く母のもと、姉とともにバレエを習ってきた篠原六花は高校一年生、16歳になっていた。姉千花を喪った悲しみを乗り越えて、ローザンヌバレエコンクール本選を目指した挑戦が始まった。
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第3部をお願いします。
2022年11月4日
第一部の圧巻的終了と比べると第二部はかなりあっさり終わってしまった印象で、ゆきちゃんの活躍がもっと見たい!
第三部が読みたい!と思うのは私だけではないはず!
いざ、ローザンヌ国際バレエコンクールへ!
ネタバレ
2022年5月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 第2部も傑作!個人的にはこちらの第2部の方がより好みかもしれません。

全5巻、六花ちゃん16歳へと成長。なんとあの幼かった六花ちゃんがローザンヌ・コンクールへ!会場でローラ・チャンという中国系アメリカ人の妖艶な美女と出会いますが、どうもローラは空美ちゃんなのではないか?という匂わせるところが興味をそそられました。ハッキリと空美ちゃん本人だと確定せずに、あえての演出は想像を掻き立てられてワクワク。(空美ちゃん整形疑惑。伯母美智子先生と艶子母様はその後どうなったのかも気になります)ローザンヌ・コンクールの様子は以前TVで観たことがあり、その時にコンテンポラリーダンスを初めて知りました。「あのコンテンポラリーの振り付けや動きが得意なのか六花ちゃんは」と思いながら読みました。作中で「スワニルダのヴァリエーション」や「キトリのヴァリエーション」等々出てくるので、YouTubeで検索し視聴しながら作品を楽しみました。ローザンヌで金賞を受賞した時の熊川哲也さんの踊りも画面に出てきたので、思わず見入ってしまいました(笑)。(驚くほど高い跳躍が超人的でブラボーでした!)

六花ちゃんが風邪で体調不良のために万全な踊りができない時にローラがスッと横に現れ「ワンス モア ミュージック プリーズ」と言って六花ちゃんの踊りを再現してくれた時は友情を感じ感動しました。
諸々の結果、希望するバレエ学校へ留学することができて胸を撫で下ろしました。世界はコリオグラファー(振付家)を渇望しているとありましたが、六花ちゃんの才能と時代の要望が見事マッチしたのですね。良い夢を見させて頂きました。

本作品を描くために山岸先生自らローザンヌまで取材に行かれたとのこと、緻密な取材によるオーディションの様子はとてもわかり易く臨場感がありました。
第二部も!
ネタバレ
2022年3月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 第一部を読んでからだと、あの六花ちゃんが高校生になって、バレエを続けていて、国際コンクールに出るなんて!と感慨深いものがありました。もう気持ちは親戚のお姉さんやお母さんと同じような感じです。
出場者の緊張感や指導者側の気配り、本番前後の心身の状態、評価の順位に対する疑問などコンクール独特の雰囲気が細かい描写からも伝わってきて、読んでいる私までドキドキハラハラしていました。
クラシックバレエの美しさに加え、コンテンポラリーの躍動感もより伝わってきて、バレエってやっぱり凄いなって思います。実際にバレエを見たくなります。
そして、千花ちゃん見守っていてくれたんだね!ありがとう。泣
この作品はバレエですが、夢に向かって懸命に頑張る人たちに幸多からんことをと願うばかりです。
大好きな作品
2021年12月29日
第一部も面白いですが、私はこの第二部がとても大好きで何度も読み返してます。引っ越し等で泣く泣く本を処分してしまいましたので、電子化嬉しいです!
そして、いつか第三部がでるといいな。
これはこれで
2022年10月12日
高校生になった六花がローザンヌコンクールに出場する話。
ローザンヌコンクールの裏側が見られて面白かったです。
1部ほどのヒリヒリ感はないですが。
茜ちゃんの顔がすげーw
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山岸作品の電子化を大変有難く思う
ネタバレ
2022年2月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ バレエの基本の姿勢だけでなく、欠点のある若いダンサーの脚まで、正確に丁寧に描こうとするバレエ漫画作者を、私は他に知りません。資料を揃えたり、取材をしたりと、サポートする編集やスタッフの方の真摯な様子も見えるような、抑制された美しい作品です。
ただ、私の個人的な倫理観や常識と相容れない部分があり、☆は4つとしました。
例えば第一部で、日本では違法である同種組織移植(生体移植)を、韓国で関係者のコネで早く受ける事を、とても軽く表している点。
例えば第二部で、感冒症状があるのに国際線飛行機に搭乗したり、コンクールに参加したりする事を、肯定的に評価している点。
主人公に寄り添いすぎた身内贔屓の引き倒し、という印象が残りました。
コンクール
2025年3月6日
ローザンヌのバレエコンクール。名前は知っていたけれどその内側が描かれているのが興味深かったです

ただ、
扉絵だけは頑張って描いているという感じがして
1から5巻を比べると、どんどん、人物の顔や体型崩れて行って、絵が雑になっている

アラベスクのころから読んでいる作者さんなので、もう年齢ゆえ仕方がないと思ってはいるけれど
画力の衰えを目の当たりにして悲しいです
それでも、描き続けるのは業なのだと思います
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作家名: 山岸凉子
出版社: KADOKAWA