こういうのを待っていた。まず作画がいい。コマのサイズに関わらず全て丁寧に描かれていて、小さなコマでも表情やネタを細かく描いてあり、見応えがある。かつ、話のスピード、テンポがいいので素麺のようにスルスル読める。
何より、どっちかが料理を、どっちかが食べるだけ、という役割が偏ったものではなく、どちらも作るし、どちらも食べるし、どちらもお互いを深く愛している、というのがこの作品の一番の魅力だと思う。あまりに良すぎたので、今までレビューを書いたことがなかったが、レビューを書いて良さを広めなくては…!と思うくらいには良い。
とにかく、素晴らしいの一言に尽きるので、私はお金を払ってでも続きを読みたい。作者さん、出版社さん、これからも続きをよろしくお願いいたします。