ネタバレ・感想あり【寂寞を棄て春を待ち】シリーズ3 愛欲リーベに捧ぐ禁断バラッド~漆黒愛こぼれる永遠~のレビュー

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【販売終了のお知らせ】

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「戦争と愛」その3
2017年5月18日
第二次世界大戦末期のドイツ第三帝国、美貌の若きSS上官と寡黙な年長の武装SS部下との、命を掛けた逃避行劇の行方は?シリーズ3巻完結。3巻は再び脱営・出国を試みるも、戦渦の首都ベルリンに連れ戻された二人が終戦を迎えるまでを収録。
引き続きヘンテコなサブタイトルがついてますが、内容なとてもシリアスで緻密に描かれた戦争モノBLです。冒頭に本編の流れとは無関係のスピンオフが収録されていて、そのまま読む話の流れが混乱してしまうので、飛ばして読んだ方がいいと思いました。最後の4コママンガは、長く続いた本編の緊張感をホッと解きほぐしてくれていい感じ♪
絵柄と作風で好みが分かれる作品ですが、歴史と軍隊・軍服が好きな方にはお勧めです
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完結巻。最後までハラハラのラスト。
2016年6月26日
1巻133、2巻145、3巻143ページ。全て表題作。
シリーズものとして何故かタイトル違うけど、3冊で1つのお話。
(普通に寂寞を棄て春を待ち、だけで良かったのに。。)

波乱な展開で迎えたラスト。
思わせぶりなシーンで、どっち!?て一瞬わからなかった。
連載中?のイギリス諜報員と双子兄のスピンオフがあるから、いずれはっきりわかるのかな?
2人の幸せなってところももっと見たかったです。

中身は重厚でシリアス!読み応えのあるお話。
ストーリー重視、歴史好き方には激オススメ!
終戦間際の安定しない状況、上品な上官と無口で横柄な護衛管。
地位と命をかけたお話です。

作者さんのドイツナチもので、マジなシリアスBL。
ギャグ皆無、ラブ有。

というのも、ナチ軍ものでも英雄ロマネスクは、キャラが楽しい最前線部隊の日常ほのぼの(?)ラブ無しストーリー。
そして本作のスピンオフ、主人公の双子兄とイギリス諜報の話、俺の天使と踊れ!はギャグ丸出しでもないんだけど、コントような2人とアホな4コマで、シリアスさがあまりない。
どっちかっていうと、このスピンオフ位のアホとシリアスのバランスがよくあるBL漫画にありそうな軽さ、でしょうか。

ちなみにこの2つのナチもの作品も、アホなサブ?タイトル。
まともな本タイトル?より大きく飾り、中身のイメージを著しく害してます。
元の同人誌にはないので、電子だけ??
意味フメー。。
ある意味、内容とは裏腹のエンターテイメント的タイトルっすね。
作者さんの傾向を理解すれば笑えるけど、一見さんはスルーしたくなるから客足悪くなって、売る側には笑えないはずだけど。。
映画のような
2014年3月17日
第二次世界大戦中のドイツ。設定を存分に活かした大作でした!
ストーリーも描き方や場面転換も、シネマ的。長さもちょうど3時間弱の映画サイズだったように思います。
戦争も人の死もたくさん描かれるけど、主要人物でバッドエンドの人はいなかったんじゃないかな。リアリティがないとか甘いとか言われようと、そんなところも私好みでした。娯楽作品なんだから、それでいいんじゃないかと。
それにしても、ヘンな副題やめればいいのに。全然内容とあってません。
終わるのが寂しい作品
2014年5月20日
終わってほしくない、続きがあるなら読みたい名作の完結編です。最後まで雰囲気重視のストーリーで読みごたえがありました。
感動~
2012年11月8日
壮大なストーリーです。
このシリーズの初めは、歴史もの?男の友情もの?と思いましたが、しっかり恋愛もあります
最初は時期や場面がコロコロ変わり、みんな同じ顔に見え、なんだかな~と思ってましたが、読み進めていくにつれ、話に引き込まれていきました。途中では時代に翻弄される二人があまりに切なくて、そっとしておいてあげて~と涙しました

唯一の救いは二人とも生き残り、共に生きていくんだろうな~というラストです一応ハッピーエンドかと思います。
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作家名: 天野瑰
ジャンル: BLマンガ 軍人(BL)
出版社: 双葉社
雑誌: BL宣言