ネタバレ・感想あり反逆コメンテーターエンドウさんのレビュー

(4.0) 4件
(5)
2件
(4)
1件
(3)
0件
(2)
1件
(1)
0件
エンドウさんの脇を占めるキャラが濃ゆい
2022年12月8日
現実には存在しない(テレビ局に呼ばれない)であろう、自分にとって理想に近いコメンテーターさんです。言いたいことをどんどん言ってくれます。異論もありますが、当たり前なので気にしません。そして脇を固めるキャラが濃ゆい。コメンテーターのケンジロン氏が傍若無人で特に良い(彼も現実にはテレビには呼ばれないであろうキャラ)。テレビ局の大人の事情でアタフタするディレクターさんがアタフタするのはお約束といいますか。作者あとがきによると古代中国に実在していた論客(実在の人物)がモデルということです。こんな論客を重用できる権力者はなかなか少なそうですね。テレビを見ていてひどいコメンテーターに不満を覚えてしまう方におすすめします。
賛否両論はあるかとは思うけれど
2022年6月3日
面白いです。コメンテーターとしての自分を曲げず、忖度しない姿勢は称賛に値します。投げかけられる意見に対し自身の中にある全てをぶつけている様は凄いと思います。全てに賛同するわけではないけれど、自分の信念に従う姿はかっこいいです。世間に発信する立場の人達にも読んでほしいなと思いました。作者の方もかなり頭の良い方なのだろうと感じました。
これこそ、究極のブラックユーモア
ネタバレ
2023年8月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ ニュースやワイドショーを見ていると、コメンテーターの発言にも色々ある。
しかし、言いたくても言えない発言もあり、結局何も出来なかった。
しかし、この漫画は見事である。
エンドウさんは、何もお構い無しに本音をポンポン言いまくる。これこそ、究極のブラックユーモアである。
現実のコメンテーターにも、エンドウさんみたいな人が必要としている。
常識を騙って結局は権力ベッタリ
2022年10月26日
主人公のコメンテーターは最初は世間の感覚に率直にコメントして番組編成側を困らせているような芯の有るような雰囲気ですが、次第に自分の主張にそぐわないことを言う人が敵であるかのように醜悪に描かれるようになっていき、主人公こそが正論であるとでも言いたげな表現になっていってますね。
本の最後の方になってくると政治への不満や批判すらも批判している側がおかしいようなことを言うようになり、番組編成より上の権力側に都合が良い権力の犬になっていく芯の無い男になっていきます(´・ω・`)
いいね
0件
レビューをシェアしよう!
作家名: 洋介犬
出版社: KADOKAWA
雑誌: MFC