ネタバレ・感想ありさかいで恋しいひんのレビュー

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堺井さんが、さかい(境界)茶屋で恋を知る
ネタバレ
2022年4月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 綺麗な店長堺井さんのさかい茶屋。昼間はバイト大学生の伊藤くんとBL営業で客を増やすカフェ、夜は幽霊達が集う憩いの場。そこで一人で継いだ店を営む堺井さんは生気が薄く、生と死の「さかい」にあって幽霊寄り。自分の未来にも何にも欲の無い堺井さんは、常連の幽霊久我さん達に、悪い霊から守られてました。そこに、つい堺井さんが拾ってきたのが伊藤くんで。伊藤くんは、まさに純真無垢でキラキラの青年。儚い堺井さんを守るに足る、生きるパワーにみなぎってました。堺井さんに必要なのは、生きる欲。それが何故か性欲になるですが、性欲は恋から始まるのですね。攻めの伊藤くんが、真っ直ぐで素直で健気で可愛い。たぶん、出会いから惹かれてた二人、一回り歳の差カップルです。性欲を追いかけてますが、エッチは最後に1回。綺麗にあっさりめ。そこが二人のピュアな初恋に合ってます。
初めての作家さん、初めてのテイスト、楽しめました。
目新しい、異世界もの
2022年4月26日
DT大学生×生に執着のないカフェ店長 年の差。
表紙は恋愛中心に見えるBLですが、違います。
そろそろ五千冊になろうかというくらい読みましたが、めったにない設定もの。
京都のカフェでアルバイトをする大学生。BL設定で客寄せする店長。そのカフェは夜から幽霊向けのお店になります。生に執着心のない店長を、どうにか現世に引き留めようとする大学生の奮闘と幽霊との語らい。ちょっと切なく、ちょっと冷え冷えしています。ラノベを漫画におこすと、こんな感じになるかもしれません。ハピエンです。
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作家名: あじた
ジャンル: BLマンガ
出版社: 集英社