「すこしわがままだったけど、殺されていいような人ではなかった」ヒロインの姉への思いの吐露...最近異世界と称してヒストリカルなパラレル物語が流行りのようで、尚且つ虐げられた(義)姉、あるいは(義)妹設定が多く、私も結末のざまぁを楽しんでいるけれど💦内心その関係性に食傷気味だった。今作のヒロインは客観的で賢い女性。華やかな姉と対峙しても自己肯定感があり、自分の位置を確保している。そのヒロインの先のセリフには冷静な妹としての愛情が十分表れていると思う。にしても犯人!碧先生の筆致のお陰で表面上は殺人を犯したとは思えないけど、その内面は「偏執狂」そのもの💢思い込みの激しい奴はどうもならん典型。英国の裁判は厳しいからしっかり裁かれなさい👊💢