このレビューはネタバレを含みます▼
リアルタイムで、この漫画の単行本を知ってましたが、表紙が薄気味悪く、同じく購入したわたなべまさこ氏の
「花のようなリリベット」様に、何だか得体のしれないモノが寄って来る様な気がして、当時は読む気に至りせんでした。
それから40年が過ぎ、こちらで久し振りに読んだ「花のようなリリベット」が面白く、その勢いで読ませて頂きましたが、やはりこの時代のわたなべまさこ氏の絵は良いですね。
読み終わって思ったのは、物欲の方に取り憑かれている人間の方が、怪物の存在以上に怪物なんではないか?という事でした。