ネタバレ・感想あり執事の城と薔薇の夢【新装版】のレビュー

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うーん
ネタバレ
2023年5月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒロインは身を守るために正体を隠して暮らしてたのに、ヒーローの罠に引っかかってノコノコと城に帰ってきてしまう。前半は城に集まってたテロリストに襲われ、その騒ぎのせいで存在が知れ渡ってしまい後半はもっと厄介な状況に。「自分が会いたかったから」とかいう欲求のためだけにヒロインをおびき寄せたヒーローは反省するかと思いきや全く気にも留めてない様子。下手したら「自分がみじめなぼっちヒロインをお姫様にしてあげた」くらい思ってそう。記憶障害で苦しむヒロインに何も告げずに眺めてニヤニヤ、皮肉タラタラ、他の宿泊客に白い目で見られてるヒロインを特に助けることもなく、なんだこいつ?とムカつくことしきり。後半になったらなぜか人格がコロッと変わり、お得意の女タラシも皮肉屋もどっか吹っ飛んでいって紳士ヅラするから余計にムカつきました。ラストの暗殺者とのチャンバラも手練れの男二人がガチでやりあってるのに、ド素人のヒロインが平気で割って入れるほどにスキを見せる。「なんなんだこいつ」が最後まで止まらなかった。
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