この作家さん、可愛くて軟らかな作風で好きです。
先生と教え子の設定が多い(他にも多数あります。)けど、教え子はまだ純粋で自分が物語のヒロインのような感覚になる年頃で気持ちに歯止めがきかずいつも一緒にいたい、好きって言って欲しいと思い込むそんな所の表現が上手い!
対して先生は大人で社会的立場上自分の気持ちを他人に悟られず、押し殺さなければいけないが、可愛くていとおしくて仕方ない表現も上手い!
同級生同士の作品は、好きな子に意地悪する子どもの典型的な作品。でも、実の所は5年越しの両想い。
3作品ともホンワリ可愛い作品でした。現実的に先生と生徒、案外あるんですよね。人間なんだから好きという感情が芽生えるのは当たり前のこと。ただ、法的に裁かれないように先生方は苦労されています。生徒はちょっとは先生(大人)の苦労を知るべきですね。