このレビューはネタバレを含みます▼
好きな相手への想いは『ソレはソレ』とし、家の維持・継続のための配偶者を得て、子(嫡男)を為そうと試みる。
別に、女として、女ならではという生き方の選択ではなく、この時代に至るまでの多数の男たちと同様の方法でしかない。
どのみち芬子は名実共に当主としてやっていこうとしているわけだから、形式的な配偶者は想い人の創でもかまわなかったと考えられる。
創は別行動で好きな勉強・研究に没頭していれば良い。
実質的な華族の当主・好きな男・嫡子、漫画だからこそバシッと[すべてを手に入れる]ように描いてほしかった。