海外旅行で生まれて初めて緑色の目の女性を見て、その瞳の美しさに魅了された。今作ヒロインはその緑色の目。日本人の目は黒あるいは茶色が大半で、目の色の違う人に現代でも映画かTVの中ぐらいしかお目にかかれれないのが普通。なので明治初期にその違和感に周囲が戸惑うことは納得。その上ヒーローに連れられて住まうことになる英国公使館では、蛮族という偏見も....これだけで十分ストリーになるし、恋愛が絡み出生の秘密も。面白いのに、何故中途半端な終わり方なのがとても残念。編集上の都合なのだろうが、作画者様が一番辛かったのではと勝手に思う。もうひとつダメ出しとしては、明治時代を描いているのに架空の王子が出てくるくらいなら異世界でフユージョン的に描いた方が良かったのではと...。その二つで-2☆。乞う物語再構築