父が西岸良平先生の作品を初期から買っており、私自身物心ついたときから絵本がわりに読んでいました。
幼いときは本当に、鎌倉では魔物やタヌキたちが人間と共存していると信じていたくらいです(笑)
ほのぼのとした世界観の中に少しブラックな感じがあり、大人になってからまた読み返すと少し怖いところもあります。
内容はミステリー作家の一色正和と童顔で小柄な亜紀子夫人が鎌倉を舞台に事件を解明したり、魔物に化かされたりする読み切りのお話です。
今年は映画化も決まり、ますますいろんな方々が読まれる機会も増えると思います。
絵は独特なので好みが別れると思いますが、ぜひ1度読んでみてほしい作品です。
何回も読んでオチもわかっていてもふとしたときに繰り返し読みたくなる、そんな本です。