多汗症でゲイの佐富とノンケの安東。
佐富が過去の嫌な思い出に縛られて、安東との距離感に悩みウジウジするあたりは女々しいけど、男の子っぽいやりとりも多くサバサバとした雰囲気の仕上がりになっています。
最後の安東の性格からくる対人関係の悩みなどは、それなりにうまく考えられてるなとは思いいつつ、いまいち理解しがたかったです。
あと電車内での痴漢ね、、そらゃ男性への痴漢もあるんでしょうけど、もう少し違う形のシチュエーションはないもんですかね。構内の教室での抜き合いとか、いくら鍵かけたとしても、読んでて若干ひいてしまいます。
佐富の元親友くんは良かった。見た目も態度もセリフも好み。こちらのスピンオフでないかなと思いました。