ネタバレ・感想あり恋文と13歳の女優のレビュー

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圧倒的
2024年12月2日
圧倒的、それに尽きる。
主人公のヒロインに惹かれていっていることを薄々自覚しつつあくまでも仕事の相方として責任と自覚をもって接しようと努める複雑な心理描写。ヒロインの大人の中にいて自身に求められる姿を演じる女優としての一面と13歳という年相応の幼い少女としての内面とのギャップと、年齢相応に大人の異性に対する憧憬と男親兄弟が無いことからくる主人公への渇望、それがどうしようもなく恋心へと育っていく過程。垣間見える主人公の過去のトラウマ、ヒロインの孤独な家庭事情。
奇麗で尊く、面映ゆくほほえましく、辛くて生々しい。圧倒的傑作。
わりぃ…やっぱ辛えわ…
ネタバレ
2024年9月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ ただでさえ文乃との関係に亀裂が入っている状態を読者に見せつける。そして、元カノのものと思わしきサブスクのアカウント、番組のディレクターと顔見知りであること、自己肯定感の低さ、これらの要素や伏線を全て回収する勢いで入った地獄の様な過去編。恋文の優しさや誠実さを踏みにじる形で仕事を押し付けてくる上司、努力しても評価されず禄に眠れない日々。そんな状態で出会ったのが、グラビアアイドルの「桐谷」とそのお父さん。父親の為に頑張る娘と、娘には自分の幸せを見つけてほしい父。そんな二人との時間が日々の活力になっていく恋文。しかし、彼女の父が段々と弱っていき死んでしまうかもしれないというところで5巻はおしまい。辛い…、あかりちゃんとか言う口は悪いのに、親孝行で、常識的で、家庭的で優しいとかいうオタクが好きになる要素詰め込んだキャラ出しておいて、これらの回は全て過去編なので、恋文とは現在、交流が無いし、なんなら元カノっぽいので出番があるか分からない。なんだこれ。過去編のめっちゃ面白いのに、現在進行系の話じゃないからほぼ間違いなく恋文のトラウマとして刻まれる辛いことしか起きる気がしない。勿論、今でも文乃ちゃんはヒロインだしすきなんだが、個人的にはあかりちゃんと寄りを戻すエンドの方が良い気がしてきた。世間体も気にする必要ないし。あと、心理描写が良い意味で生々しい。ペットが亡くなったシーンとが特に。めっちゃ面白いけど、辛い。そんな作品です。
強烈なフック
ネタバレ
2024年9月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 5巻目から一色の過去が本格的に出始める。AD時代の出来事から、一色側の行動理由の裏付け、キャラの深みが増す一巻でした。
最終ページの引きから一色と文乃、2人の今後がある程度推測できそうですが、貧弱オトウフメンタルな読者としては文乃ちゃんに頑張って貰いたい…。そして続きが気になる…。単行本派は辛い…
最高!
2023年9月9日
次回が待ち遠しい!
文乃と文のいい距離感がまたイイ!
2人を取り巻く人たちの色もイイし上げればキリのない作品です!
癒やされます
2023年6月15日
ふたりともかわいくってすごく癒やされます。
最近はマスクをしてないときも多いので迂闊にニヤニヤしてしまわないように、
文乃ちゃんを見習って必死に表情取り繕いながら読んでます。
早く3巻出て欲しい。そして、1巻でも長く続いて欲しい。
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じれったいけどずっとみていたい
2023年6月4日
とっととくっついて〜とか思うけど、このじれったさを永遠に見ていたい気持ちにもなる
見守り隊立候補します!
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時折垣間見える不穏な空気…
2024年12月4日
まだ2巻途中までなのですが、文乃ちゃんの淡い恋心にによによほわほわする一方で、文が時折見せる闇が怖い…。今後それがどう展開するのか今から怖い…。(5巻の表紙もちょっと不穏)文と文乃ちゃんが最終的には結ばれてくれたら嬉しいけれど、どうなるのか…。完結してから読んだ方が心の平穏にはいいかもしれません?
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恋愛物というよりも・・・・
ネタバレ
2024年9月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 13歳の女優・文乃が恋したのは新しいマネージャーの一色さん。でも恋といより、恋に恋している感じで可愛らしく、ちょっと痛々しい感じがしました。一色さんは過去に何かあるようで、文乃に対しても優しいけれど、一歩引いている感じがします。2人共”恋愛”という感じがあまりしないので、禁断の雰囲気がなく、読み進むことができます。ラスト次第で評価を変えるかもしれません。
過去編を
ネタバレ
2024年9月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ やるなとは言わんが、ほぼ一冊当てて更に次巻に引っ張るのはいかがなものか。4巻までは面白いが、その理由で満点にはできない
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切ない感じが気持ち悪い
2024年9月6日
ものすごく上手い作品なんだと思います。でも生理的にムリでした。頭が固いのかもしれないけれど、13歳はいくら大人びていても精神的に大人でもやはり13歳なんだと思います。成人男性がわにどんな事情があろうが、どんな気持ちを持とうが13歳は保護されるべき存在なのであって恋愛感情の対象にしてはいけないと思います。もっと先まで読めば違う感想があるのかもしれないけど、無料分の1巻まででやめておきます。もし読み間違っていたらごめんなさい。ただ、現実世界で守られるべき年齢の少女たちに妙な気持ちを持つ成人男性が増殖しないことを祈ります。
一筋縄ではいかない気がする作品
ネタバレ
2023年11月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 13歳の子役の少女・文乃の妙にしっかりしていて大人な表情を見せる時と年相応に無邪気な表情を見せる時のギャップにドギマギし、翻弄される27歳のマネージャー・一色の気持ちはわからなくもないし、孤独で人の顔色をうかがいながら生きてきた文乃が自分のことを気にかけてくれる不器用ながらも優しい一色に恋心のようなものを抱くのもわからなくはない・・・がしかし、年齢的なことを考えるとやはりちょっと応援しにくい〜!・・・というか二人ともちょっと闇がありそうというか危うい感じがしていて、そもそもが単純な禁断の年の差ラブストーリーではない気もするんですよね〜。なので、どうゆう感情で読むのが正解なのかよくわからないというか一筋縄ではいかない気がする作品で、ちょっとおすすめしにくい感じです。
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作家名: じゃが
出版社: 芳文社