感動ストーリーについつい泣かされてしまうタイプです。色んな感動ストーリーありますが、この作品は敢えて泣かせようとして作ったいやらしい感じが鼻につくお話です。導入も設定も面白く絵も丁寧で途中まで好きだったのに途中から救いのない悲壮な展開に。主人公にとっては、好きな相手に"好かれてリセット"も"好かれなくて現状維持"も地獄です。そしてそのまま終わります。要所で出てくる花に解決の糸口がありそうな匂わせしかり、記憶を失ったことを周囲がただのケンカと認識していたり、腑に落ちない部分もたくさんあり、レビューの高さがよく分かりません。