このレビューはネタバレを含みます▼
さしずめ悪魔?に魂を売った小説家の話だろうか?
44年前に名作を残したきり、とある事情で引きこもりになった作家先生。
たった1冊の印税で大邸宅に住んではいるが、幸せではない人生を送っている。
主人公の青年は人を見た目で判断せず、相手を理解しようとすることができ、好きな絵を描くためにバイト生活。
そんなふたりが一緒に皆既日食を見たのを機に、月が太陽を隠し、再び太陽が現れたのと同時に、作家先生自ら憑き物が落ちたかのように悪魔?から魂を取り戻し、人生再出発!!
皆既日食という演出によって、すっきり晴れ渡った読後感に浸れました。