ネタバレ・感想ありパパのセクシードールのレビュー

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とても良かった!結局は優しさ、思いやり
2024年5月12日
ロボットと共存していく未来を思春期の女の子を通して描いている。ロボット、フォルティは表向き家ではメイドとして、父親にはセクシードールとして暮らしいている。幼くして母親を亡くしたリオナの母親への思慕、同性への恋心のようなモノがフォルティへ向かう。ロボットへのこんな気持ちはオカシイのか?人間のように接するのはオカシイのか?自分の好きにプログラミングするのはオカシイのか?と悩むリオナ。

ロボット×人の気持ちだけど、人×人へも繋がるように感じた。途中、ツラくて涙が出たが読後感が良かったです!似たような未来は待っているのかも知れない。
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人間×ロボットものの隠れた傑作
2024年4月23日
現代社会に人と同等の外見を有するロボットという異存在が現れた場合に、人間とロボット、人間と人間の関係性がどうなるのかを描き出した作品。かの傑作、ちょびっツと同質の物語の軸を違う舞台環境下で現代風にアップデートした感じ。
主人公である少女とその家のメイドロボットの関係性だけでなく、人間社会にロボットが存在し、さらにそれが発展・普及過程にある状況での人間同士の関係性の変化もきちんと描いていて、この点でも個人的にはちょびっツと並び得る高いクオリティの作品だと感じる。
機械と人間の間に恋愛や友情・親愛、憎悪や嫌悪がいかにしてが生じ得るのかというはるか昔からあらゆる作品で描かれてきたテーマをしっかり描いていて、おススメの逸品。
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作家名: 梶川岳
ジャンル: 青年マンガ 恋愛
出版社: KADOKAWA