ネタバレ・感想ありわたしの人形は良い人形のレビュー

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よかった
ネタバレ
2025年4月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 山岸先生の本にハマってます。なんていうか、道徳の教科書みたいで…最近流行ってるようなホラーとは全然違います。大人になると、正しいことをしているか自信がなくなる時があるので、たまに読み返したいと思います。
とはいえ、表題作以外は、立派な文学系ホラーでした。どれも上質なお話だと思います。
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子供の頃に読んで…
2025年3月16日
こわくて、ずっと記憶の片隅に残っている漫画でした。古い漫画ですが、絵も好きです。読み返してみると思っていたより怖くなかったのは、歳を重ねたせいでしょうか…。単行本で読んだ時に後ろの方に載っていた話も印象的でしたが、電子版は違うお話しだったので少し残念です。タイトルは忘れてしまったのですが、あの話が載っている本があれば購入したいです。
緻密で美しいタッチ
2024年6月4日
山岸先生の絵は、細いペンで詳細に描く作風なので、つい見惚れてしまいます。髪の毛や放物線や着物の柄や帯、外国のお人形さんのレース。背景も。内容は3話からなるオムニバスで、すべてホラーや後味の悪いものです。美しいレトロな雰囲気の絵と、怖いお話がご覧になりたい方にオススメです。
ホラーです。
ネタバレ
2023年12月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 市松人形の世の中の印象を変えた作品
毛が伸びるとか、泣くとか、動く、その他もろもろ
付喪神付喪神と言って物にも魂が宿る。と言う信仰の一種から来てます。
後、後悔と欲。
山岸先生の割とホラーな作画(語弊あるか?)で、と言ってもペンで描いているので、ベタ(黒く塗る)や線で表現されるコマ割りや、トーン使いが手作業の時代の作品です。
表現力と画力が、表情ひとつ、ペンタブや液タブ使ってる作家より比べ物にならないくらい圧倒的才能と実力です。
夜には怖くて読めません。
2024年10月14日
表題作は、自動車に轢かれて幼くして亡くなった少女の副葬品として棺に入れられ焼かれるはずだった日本人形が、欲をかいた祖母によって焼かれずに大切に保管されていた。その人形を手に取ったしまった孫が、本来の副葬品としての本来の役目を果たそうとする人形に祟られる話。とにかく凄く怖い。
ずっと読みたかったやつ!
ネタバレ
2024年2月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ リクエスト出してたので嬉しいです。
昔寝れなくなる程チビってた表題作も、今読み返してみれば何がそこまで怖かったんだろう?という結果に。
ただ我が家にも似た様なの居たなと其奴を思い出しました。といっても欧州産の金髪碧眼クラシックドール。瞬きするやつだったので、それはそれで滅茶苦茶ホラー。
真夜中に上からベッドに落ちてきたり、瞳が動く造りなので目が合ったり、此方の日本人形ちゃんの様なアクションするんで震え上がりましたね。この作品が激しく怖かったのは其奴のお陰な気がする…。ウチのは怨念篭ってなくて本当に良かったです。
他2作も不気味なラインナップ。「バンシー」は泣き叫んで死を予告するケルト域に伝わる妖精をタイトルに冠してますが、著名人と自分は恋仲であると思い込んでストーキングに勤しむ頭のおかしな女の話。
「グール」は常世の無人島に流れ着いた男女の短話でした。どちらも懐かしくって曖昧な不気味さが心地良い。
そういう展開ですか
ネタバレ
2023年8月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作は何年にも渡っての展開のため、どこに行き着くの?と思っていましたが、ちょっと待って、最後の最後にこれって… 。 最初は本当にかわいらしい立派な市松人形だったのですよね。これは人形の方もとばっちりなのではないかとさえ思えてきます。
全部で3作品でそれぞれに違う種類の怖さはあると思うのですが、少し物足りない感もあるかもで、気持ち☆は3.5くらいです。
表題作
ネタバレ
2023年8月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作は野本家の婆さんが初子の供養にと竹内家から貰った日本人形を棺に入れずにこっそり隠していたのが元凶だよなぁ。
しかも隠して飾るわけでもないし売って金にするわけでもないし、何がしたかったんだよっていう…
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作家名: 山岸凉子
ジャンル: 青年マンガ ホラー
出版社: 講談社
雑誌: モーニング