ネタバレ・感想ありオオカミくんは襲われたいのレビュー

(4.7) 404件
(5)
326件
(4)
45件
(3)
31件
(2)
2件
(1)
0件
平和
2023年8月23日
話はすごく良かった。ただ、スピード感がありすぎて流れるように終わってしまった。。。攻めはノンケで見た目イカツくてチャラそうだけど、本当は優しくて真っ直ぐな人。受けはゲイでイケメンのおしとやかな雰囲気の反面えちは肉食系。ただ、受けは過去の恋愛で大切に愛された事がない為、変に遠慮したり引き気味な態度をとって2人の距離が近ずいたり離れたり。ストーリー的にはくどさはなく、勢いとスピード感がある割には心境の変化とかスレ違いもちゃんと書いてあって、2人の距離の縮まり方も早かった割には違和感なく、始まりの勢いそのままに最後まで走り抜けた感がある。ただ、もう少し2人のイチャラブが見たかったなーと思う。えちしーんはあるしもちろん絵もエロかったけど、もう少し愛されて乱れる受けが見たかった。でも、攻めと出会ってえちが気持ちいいって知れて良かったね。攻めと受けに対するモブは特に出てこないけど、受けの過去の男との回想シーンで受けが他の男と絡んでるシーンがコマであるので苦手な人は注意。
細かいことを気にしなければすごくいい!!
ネタバレ
2023年8月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 導入部分、完璧なのでは…!?ミステリアスで続きが気になるし「ばあちゃん」への振る舞いでメインキャラ二人に対してすぐに好感を持てたのがとてもよかった。

◇欲を言えばもっと瀧の魅力を描いてほしかったのと、彼の人格が形成された背景が深掘りされてたらよかったなと思う。

引っ込み思案やシャイでは片付かない瀧の振る舞いは (1)病院のシーンで瀧以外の親族が描かれていない (2)明らかに蔑ろにされていても離れられずに乱暴な性行為にさえ愛情や繋がりを見出そうとするメンヘラ感:この2点から短絡的に想像して、家庭環境に問題があって自己肯定感が低く、他者との対等で健全な関係を構築することができない子なのかもなぁ…と(勝手に)補完しつつ読んだ。

とはいえ作中では、愛情への飢えと自己犠牲的な振る舞い・自分の意思や気持ちをうまく外に出せないコミュ障感しか分からない。最後まで瀧は異様に人と関わるのが下手ですぐセ ックスしたがる「変な人」のまま、よく分からないうちにシンゴがとんでもない包容力を発揮してぜーんぶ包み込んで終わった。

◇瀧がそんな感じなので、二人が惹かれ合う理由もいまいち分からない。瀧→シンゴは瀧の依存しやすい性質も要因かと思えるけど、シンゴ→瀧に関しては瀧の変な人感が回収されずノンケのセクシュアリティが覆るほどの描写もないのでシンゴの瀧に向ける好意のデカさに説得力がなく、読む側の気持ちが追いつかない。

ばあちゃんを献身的に支え慈愛に満ちた笑顔を向ける瀧を知っていたとはいえゴリゴリにノンケだった男が急に男を好きになって軽いノリで付き合って乞われるままにセ ックスして公衆の面前で大告白するほど執着するかね?と思っちゃう。身近に同性愛者がいるのと自分が同性愛者になるのは全然違うし。

◇知らずに読んでたけど「どっちもどっち」の作家さんなんだ。そちらもなぜメインの二人が恋愛に発展したのかよく分からないまま話の進む作品だったからその辺を明確にしない作風の作家さんなのかも。

◇すごくいい作品な感じがするからできれば続いてもう少し深掘りしてほしいです!
ハマらず
ネタバレ
2025年7月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビューもいいし、コメント読んでも良さげだったから読んでみたがハマらなかった。受けの子は周りが騒ぐほどイケメンとは思えないし、ガッつぎ過ぎ。攻めの子もあまり好みではないから続きは検討かな。
いいね
0件
絵が
2023年11月24日
絵があまり好みではなく、最初は気が進まないのですが、読み勧めているうちにだんだんと味がわかってきました。
いいね
0件
レビューをシェアしよう!
作家名: 柊のぞむ
ジャンル: BLマンガ
出版社: 海王社
雑誌: GUSH COMICS