このレビューはネタバレを含みます▼
1巻が無料になっていたので軽い気持ちで読んでみたのですが、独創性溢れる設定でストーリーに引き込まれました。人がいま想像しているものが具現化して視える能力は一見便利で面白そうな印象を受けますが、状況と場合によってはとても残酷な能力であるとヒロインを見ていて思いましたね〜。好きな人の傍らに常に具現化されているのは、彼が一生忘れられないであろう今は亡き愛する女性なのだから切なすぎる・・・。こんな報われない"三角関係"の漫画に出会ったのは初めてです😢
ヒロインはヒーローを健気に想い続け毎日好きの気持ちを伝えるけれど、傍らにいつも寄り添っているのは亡き彼女・・・、それでも良いからとぶつかっていくヒロインは見ていて痛々しいのだけど、同時にその真っ直ぐさと強さがなんだかとても眩しかったな〜。
1巻がとても気になるところで終わっていたので続きがすごく気になっているのですが、ヒロインの想いが報われてほしいと思う反面、亡くなった彼女を忘れられないヒーローよりも彼女を心の支えとして一途に想い続けてきた陽一郎とうまくいった方が痛みを伴わない恋ができるよな〜とも思ったりもして複雑な気持ちです。
ちなみに私がヒロインの立場だったら、迷わず陽一郎だな〜😛自分が何気なく言った一言を大事に胸の奥にしまってくれているあんな可愛い姿を見てしまったら、愛しく思わずにはいられませんもん! 実態のない一生勝てない相手を常に気にしながらの恋より、彼とのまっさらな新しい恋の方が幸せを掴めるのではないかと・・・🤔(でも、少女漫画のあるあるな流れだったら、流星エンドなんでしょうけど・・・。はてさて、どうなることやら???)