ネタバレ・感想あり見切りから始める我流剣術のレビュー

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見切りというか見極め?が上手い
ネタバレ
2025年2月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻目まで読んだので、感想を書き書き。
15歳になると狩りや護衛の為の剣術を教わる習慣がある辺境の村に住んでいる主人公の少年リオ。村唯一の道場で鍛練を誤魔化しマウントを取ってくるガキ大将や融通が効かない指南役に早々に見切りを付け、我流で自分に合った剣術や体術を模索していく毎日の中で、魔法を使う邪獣を退治する為に村に来た冒険者の案内役を買ってでて危険な目にあったり、道中で不思議な女の子を保護して妹のような存在感になったり、片腕を無くし冒険者を諦めた青年カリルに「諦めろとは言わないが別の才能も模索しろ」と剣術の才能がないことを指摘されて「はあ!?」になった…1巻。とりあえず1巻読み終えた後に1話冒頭を見て、剣術は諦めなかったんだなと、ガキ大将に勝てるまで頑張ったんだなと一安心。基本村で起こる出来事と人との交流、たまに剣術のトレーニング描写が入る位でまだまだ物語は始まったばかりな感じ。ドキドキワクワクな冒険はない。だって主人公のリオは頭が回り機転も効く判断力も慎重さもあるから、身の丈にそぐわない無謀な行動をしない。ちゃんと大人の言うことも聞くいい子。ここ、ポイント高い。逆に言えばだからこそ冒険ファンタジーにあるような危機的状況における才能の開花みたいなこともないので、若干物足りなさもある。前述したように物分かりがいい子だから冒険者の真似事して村の外に行くわけないしね。ハラハラとかイライラないから精神的ストレスはないけど。続巻試し読み見ると不穏な冒険者が不穏な行動を起こした模様。でもまだ村にいるよ!どうなるのか続きが気になりました。
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