ネタバレ・感想あり少年探偵冥司郎の嬉戯のレビュー

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スケベミステリー。
ネタバレ
2025年9月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作画がスケベすぎてミステリーがあまり入って来ないのですが、因習村系のミステリーです。謎解きより、オカルト要素が強い。古き良き耽美スケベミステリーです。江戸川乱歩先生などを好きな人には良く刺さるのでは、と思います。作画がもう、完全にエロ漫画仕様です。ありがとうございます。男体、女体、少年体と全方位にスケベとなっております。圧倒的画力があってこそのスケベ作画なので、私は嫌いじゃないです。特に少年体のスケベがすごい。日焼け褐色やんちゃ系、おかっぱ男の娘系、おっとりホンワカ系、ツンデレ主人公とバラエティに富んだショタ性癖を刺激するスタイル。ただ、方向性が昭和の男性向け少年愛スケベなので、貧乳なだけの女体に近い体型です。内容だけでなく作画も昭和レトロに寄せている可能性もありますが。若い頃に見ていたら、きっとこれはこれで性癖を歪まされていたでしょう(笑)。少年体はもう少しデフォルメせずに、未発達なリアル体型のが令和風かと存じます。本当に絵が上手いんでね、すぐに令和風も習得されるのでしょう。私は個性だとは思いますが、過去作のレビューを見るに評が割れているようで。確かに、絵が上手すぎてスケベに目がいってしまい、内容が入ってこない。私は因習村系ホラー好きなので、スケベに目を慣らしてから内容読みました(笑)。ラストは主人公の兄の匂わせをして完結しています。めっちゃ好きなタイプだったから完結とても残念です。キャラクターが濃いからバックグラウンドがめちゃめちゃ気になるし、続きほしい。盲信している濤堂は、坊っちゃんと当主が相反したとき、どちらにつくのかとか、何でライバル少年はずっと全裸なのかも気になりすぎる。もしアニメ化するとなったら、全裸をどう処理するのか(笑)。
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作家名: 東田裕介
ジャンル: 青年マンガ ホラー
出版社: KADOKAWA
雑誌: HARTA COMIX