かなり批判してます。
読む場合は気をつけて。
他の作品でこの作者さんのが面白かったので、試し読みせず買ってしまって後悔。
まず設定があやふや。平民で10歳からなんとかって森の前線で戦ってたのに、『どことなく気品がある』←意味わからん。聖女だからって習いもしないマナーやら何やらは身に付かんだろう。
そんでキリちゃんに自身が強い理由を説明している時に、キリちゃんが言った『規格外だった。』←だったって過去形だけど、今は普通なのかな?笑
街道で狼みたいな獣?に襲われてた馬車とその護衛?の髭もじゃのおっさんを助けた時に、主人公が『鑑定魔法でも何も言っていないし』と言っていたが、鑑定魔法って喋る系なの?どういう設定になっているのか全くわからないけど、イメージ的にはその物や人物についての説明とかが書かれたウィンドウが立ち上がるとか頭に直接流れ込んでくるとかなのかと思ってたからよく分からなかった。ついでに言えば、まだ植物だとか道具だとかはなんとなく鑑定結果が出てきても世界の理的な?アカシックレコード的な?意味でもなんとなくしっくり来るけど、人物鑑定って謎だよね。どこからその情報が鑑定魔法に流れてくるの?ってなるんだけど。鑑定とかの魔法ってよく考えると設定とか難しいよね。でもそういうところもある程度しっかり作っておかないとあとから綻びが生じると思う。読者も『魔法だから』で片付ける人ばかりじゃないと思う。
絵は可愛らしいけど、作ってすぐのイヤーカフスが2〜3ページのアップで既に着けていない。忘れるの早くない?
あと、野宿で料理している所があったし、キリちゃんが食べた事ない味で美味しいと言ってたけど、その調味料はどっから出てきたの?食べた事ない味で美味しいなら塩だけってことはないでしょ。まして、冤罪で追放したなら、王子サイドがわざわざ高価と思われる調味料を持たせるとも思えない。例え鑑定魔法で森の中から調達したにしてもそんなに複雑な味は無理だろう。現代の料理が美味しいのは色んな調味料を掛け合わせて作るから美味しいのであって、ハーブだけあっても美味しくないと思うよ。
全体的に話の設定が練られていないせいで、ツッコミどころが多くて読む気なくす。