このレビューはネタバレを含みます▼
『茶虎組』の親分は猫の"オヤヂ"。なぜなのかは深く考えずに、ただただ猫愛(というかオヤヂ愛)に溢れた組員たちとオヤヂのわちゃわちゃした戯れを楽しむべき作品です。
私はどちらかというと犬派ではあるのですが、可愛い動物を前にしたら大抵の人間は無力であることは知っているので、ふてぶてしいけど愛嬌たっぷりのオヤヂに、強面だったりクールだったりする組員たちが皆メロメロになっている姿にはすごく共感できたし、ニヤニヤさせられましたね〜。
いついかなる時も(たとえ血まみれで死にかけていても!)オヤヂファーストで彼に悲しい顔をさせないためならどんな努力も惜しまない一途で健気な組員たちがだんだん愛しく見えてくる、ある意味レアな作品でもあります(笑)。