ネタバレ・感想ありペパロニ・ヴァンパイアのレビュー

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読みやすくて面白い~!!
2025年2月14日
テンポが良く、絵柄もポップなので軽快に読み進められました!

笑えるところも多いと同時に
人間関係の繊細さ・セクシュアリティに関する問題の複雑さに関しては
大事に描かれている印象なのでグッとくる場面も多いです…!
(&解説がわかりやすくてありがたい💡)

パワフルで優しい主人公はもちろん素敵だし、
主人公に敵対的なキャラもコミカルな表現のおかげでどこか愛おしい…。
自分の人生や人間関係も、大変だけど頑張ろう!と思える作品です。
続きもとっても楽しみです✨
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へぇ!
2024年5月18日
おもしろかった!一巻読んでそくお次も買い〜。
絵柄が好きです。
それから、登場人物がいきいきとしてて素敵。気持ちの描き方や時間軸、行動なんかの配分が絶妙でドラマ感あり。続きも楽しみにしてます。
めちゃくちゃ面白い…
ネタバレ
2024年3月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何となく漫画アプリで試し読み、面白すぎて最新刊まで購入した。
マイノリティの生きづらさと、傷を負いながら強く生きるローリと周囲の心の触れ合いを描いた作品。
絵も上手いが漫画の構成力がずば抜けて上手い。映画や漫画のお手本のような第1話。
実の母に否定されて一人ぼっちで生きるローリ。都会に出てドラァグクイーンとして自分の居場所を見つけ、自分がかつてそうされたかったようにママとして娘達に自分らしく生きて良いのだと相手を認めて育てる。そうして愛し愛される家族を得たと思いきや、それが自分の独りよがりだったと思い知らされ、帰る場所も失ったローリは母のいなくなった田舎の実家に帰る。「家族なんかクソ喰らえ」と毒づくも束の間、ヴァンパイアになりたい訳あり少年と出会い家族になっていく。
ここまで「漫画が上手い」と思わされたのは久しぶり。

キャラクターも魅力的でそれぞれの傷が丁寧に描かれていて家族の愛、異性の愛の形をそのまま表現することの難しさやもどかしさを感じさせる。
どんな自分であれ家族に自分自身を受け入れてほしかったローリと多分田舎性質を理解しているがゆえに息子を守りたくて遠くへ追いやった母。何度も気持ちを踏みにじられて家族への憧れを断ち切ろうとしつつも希望を持たずに居られないローリが切なくて可愛くて応援したくなる。
全員表情豊かでギャグシーンのセンスも好き。
何もかも上手い本当にこれ名作でしょ……
恋愛ものとかファンタジーものに比べるとテーマ的に敬遠する人も多そうだけどこれはほんと全人類読むべき。オタク、非オタク関係なく読んだら絶対好きになる。
テーマも一貫しているのでこの方なら最後まで綺麗に描ききってくれる確信がある。
はやく次の巻が読みたい。楽しみ!
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作家名: 須田翔子
出版社: マンガボックス