ネタバレ・感想ありキッド・ナッパーズのレビュー

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犯人誰?
2025年8月10日
絵に迫力があります!
まだ無料分1巻しか読んでいませんが、
奥さんを殺した犯人とアカリちゃんを誘拐した犯人は、同一人物?
犯人が誰なのか?誘拐を実行する子供達は何か?
最後まで読んでみないと分からないみたいです…
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社会問題
ネタバレ
2025年4月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2巻で完結も内容は濃くて一気見しました。家族愛だけではなく、人間味溢れる主人公も現実的で良かった。黒幕についてだけは少しモヤっとする終わり方だっただけに、続きがあるのかな?と思ってしまった…さすがに主人公が依頼者じゃないといいけど…
色々と惜しい
ネタバレ
2025年8月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 結論:これは2巻でやるような話ではない。でも伝えようとすることは伝わるので、見れない話でもない。

〇良かった点

・序盤の高低差のあり過ぎる急展開は良かった。
幸せな日常と自分を意識する同僚とのやり取りから、主人公の木戸 隆が誘拐された娘のアカリを救う為に覚悟を決める展開は見ていて素直に感情移入できた。

・裏社会の誘拐される児童に関しての内容はリアリティを感じさせる。というか、リアルな要素にフィクションを少し混ぜたような内容になっていて最高最悪に生々しい。

 日本における児童誘拐の件に関しては、メディアにおいては殆ど取り質されてはいないだけで、実際に起きていること。それもあって、嫌な説得力がある。

 そこに元ヤンキーである隆が警察のツテを頼らずに自力で誘拐されにいき、内側に入り込んで娘を救おうとするというのはなかなか胸アツな展開だった。

・テーマに関しては一貫性を感じさせる。「家族」「正義」といった部分に関して触れ、誘拐犯のグループのメインであるサトルの過去、隆の過去を通じて「ヒーロー」に憧れ、誰かを守れる存在になりたかった、という想いを抱えるシーンは非常に良かった。

・最後に、岩見を殺そうとするも躊躇うシーンは必見。

・展開が読みにくかった。娘のアカリをどう救うのか読めなかったし、子どもたちが容赦なく犠牲にさせられる残酷過ぎる展開等は見ていて憎悪と辛さを想起させられた。ココに関しては更に磨けば作者の武器になると思う。

〇気になった点

・2巻以降の内容がキャラの描写や深掘り、そもそもの展開自体がお世辞にも丁寧と言えず、それどころか雑。打ち切り感すら感じさせる。2巻以降は作り込みの甘さや、描写不足が目立つ為、ガッカリした。

・具体的にはまず気になったのが隆が死んだと思わせてからの「別人でした」は意味不明だった。いつのタイミングで別人に「入れ替わっていた」かどうかがほぼ分からないので無理矢理感が凄い。

・最後の黒幕であった岩見との対決のコマ割りが見せ場なのに迫力が薄く、ワンパターン気味の描写が微妙に萎えた。もう少し感情やセリフには練りが欲しかった。

・子ども達の惨殺など、ご都合主義は大分少なくそこは良かったものの、アカリの救助シーンは少し肩透かし感があった。

総評

もう少し尺があれば更に良くなった作品だと思う。でも、アシ無しでこれは凄い。
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