この作者さんは人の心情の変化や心の距離の近づきを凄く丁寧に描かれるので、登場人物みんなにとても感情移入してしまって応援したくなります。
惹き込まれるような表情の描写もすごく好きです。
恋愛面だけでなく家族の絆とか遺された人の気持ちとか…読んでて切ない時もありますが心があったかくなります。あとちょこちょこギャグが入るので暗くなりすぎないのも有難いです。笑
早い展開を期待する方には少し合わないかもしれませんが、そのじれったさも含めてこの作品の醍醐味かなぁと思います。なかなか前に進めない時もあるからこそ、一歩踏み出せた時の感動が大きいです。
このお話の着地点も楽しみです。主人公のつかさはもちろん、みんなが笑顔で居られるなら嬉しいです。