ネタバレ・感想あり窓辺の君のレビュー

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オムニバスで秀逸な一作品だなーと思います
2024年10月28日
雲田はるこ先生の描く登場人物は、本当に存在してそうな身近さ、親近感が湧きます。
可愛くて弱くて強くてかっこいい。
目次が、アメコミ仕様なのもいいです。
エロティックです。擬音語があまり無いのにちゃんとエロい。
1話で起承転結がアメコミスピードです。
なのに和む
どこか懐かしい…
ネタバレ
2024年8月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作家買いです!初コミックス。レトロチックでどこか懐かしい作風の雲田さんの作品が好きです!いろんな形の愛を感じる短編集。写真家黒木の現在と過去を描いた”あなたには言えない“と”だいだい色に溶けあう“ぐっときました〜複雑な気持ちと心の重み、そして最後には心がふわっと軽くなる。読後の余韻に浸っています。
いっぱいつまってるっっ!
2024年7月28日
サイコーな一冊でした
短編があまり好きではない故
お気に入りに入れてから長らく迷い購入
本当に最高な作品ばかりがつまってて超お得で満腹!
それぞれがもっと読みたくなる魅力もあり満足感もあり!雲田先生の絵が好きでキャラも好きなのですが、その魅力がぎゅんぎゅんにつまった作品でした!
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普遍と懐古
2024年1月11日
同性愛という恋愛に於いての認識がだいぶ変わった?幅広くなった?と思われる今読んでも伝わる「想い」が詰まってます

変わらぬ「恋」と「愛」への想いを感じる珠玉の短編集

もちろん絵柄なんかは味のある感じですがそれも含めて浸れる作品集
雲田先生のデビュー作です
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心が何かじんわりする
2021年12月3日
表題作と写真家乃黒木さんんの話が特に印象深く残りました。表題作の助手先生の自分の気持ちを伝えられずに進む生徒との関係の悲しさ、苛立ち、そして告白。
青ニさんと写真家黒木さんの実らなかった過去の恋愛と現在の二つの話。青ニさんの燻っていた彼への想いが、ジンワリ染みる。黒木さんも彼に再会出来たことで、上手く過去を消化出来て、今の彼とも幸せになるであろう、ラストの笑顔が良かった。 雲田先生の作品は心にじんわりとくる物が多いと思いました。
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またまた心を動かされてしまった
2021年10月31日
作者買いしている雲田先生の短編集。雑な線のない、味わいるある絵柄に柔らかな身体のライン、そして6つのCPのそれぞれ単調でないストーリーが味わい深い。これが初コミックスとは。そういう目で読み返すと高い完成度に驚く。

特に心に残ったのは、写真家黒木礼と付き合っている助手野々瀬が、礼のかつての恋人で別れを告げずに行方をくらませた石渡青二からの受賞祝いの葉書を伝手に探しに行った顛末を描いた「あなたには言えない」。青二が礼にだけ見せる色気のある目が全てを物語っているような、と思っていたら、次の「だいだい色に溶け合う」が2人が付き合っていたときを描いた作品で歓喜。

礼の魔性の色気に、依存し合うように溺れていく青二。既に結末を知っていると、二人の想いの深さと、相反してそれが刹那的なものであることに心が動かされる。青二、言えなかった気持ちも分かるけど、愛する人から何も告げられずに姿を消されたら、ずっと想う気持ちは残ったままなんだよ、愛の呪いのように、と、青二に声をかけたい気持ちになる。最後にファインダーを覗いている青二と被写体になっている礼の気持ちの食い違いが、見ていて切ない。青二はこの時点で身の振り方を考えていたんだろうな、と。うーん、余韻の残る良作。

最近、感染症も収まってきたけど人とのコミュニケーションは以前のようには戻っていなくて、平日は心を擦り減らすことも少なくない中、自分にとって良い作品とは日頃動いてない心を動かされる作品なんだなあ、とこの短編集を読んで実感した。
余談ですが、子供たちに聞いても、みんなマスクにオンラインで恋愛につながるような出会いやきっかけがないらしい。自分は2次元で心が潤えば充分だけど、結構シリアスな問題のように思ったりして。
愛しい短編集
2021年10月10日
雲田先生初コミックスは短編集。どの作品も愛しい人たちでした。
登場人物が誰も彼もみなちゃんと生きていて、この人たち、生みの親の雲田先生に愛されてるんだなぁって胸が熱くなるほど。ゲイとノンケ(バイ?)のままならぬ恋に泣いたり笑ったりでした。
表題作、「窓辺の君」に焦がれる大学講師に、なんだか泣いてしまった。窓辺の君は雲田先生の設定では実家が牧場らしいんですけど、遠目に見るのとは違って開けっ広げで、あーそんな感じ!繊細な薔薇を作る彼を大事にしてね。

胸が痛んだのが「あなたには言えない」とその過去編「だいだい色に溶けあう」。これは大好き。結ばれなかった2人。どうにも出来なかった恋。

主人公たちが読み手の心に優しく住み着く、素敵な短編集です。あとがきで先生が「まんがの国Japan」って書いていらして。本当にそうだなぁって幸せな気持ちに。
結ばれなかった恋って何で心に残るのかな
ネタバレ
2020年10月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 6CPのお話が入った短編集です。「あなたには言えない」と「だいだい色に溶けあう」がすごく心に残りました。「あなたにはー」は8年前に何も告げず行方をくらました元恋人に会いに行くお話で「だいだい色ー」は行方知れずになる前のお話でした。学生にも関わらず天才肌のカメラマンとして名前が売れはじめている礼とモデルの青二、礼は設立する事務所で一緒に働くことを青二に求めるのですが、父の病気により家業を継ぐことを期待されていた青二の心は揺れます。青二が礼と一緒に生きていく道を選べなかったのは自分が弱過ぎたせいとしているのが悲しかったです。8年ぶりに会った2人にはもうそれぞれの居場所がありました。「あなたには言えない」で礼との別れ際に、震える青二の手が礼を抱きしめる様子に青二の言えない言葉がこめられているようで胸が苦しくなりました。「だいだい色に溶けあう」を読むと青二の気持ちが伝わってきてより一層つらくなります。橋の上からずっと青二を見つめていた礼、どんなに会いたかったことでしょうか。帰りの電車の中で車窓を眺める礼はようやくこの恋にピリオドが打てたようでした。魂の片割れのように愛し合っていたのに2人はもう...。どうにも引きずってしまって、困りました。2009年5月 総198ページ 修正=見えない構図。
ストーリーがいいっ
2020年4月9日
確かにレビュー通りストーリーが良いです。心情を上手く描かれているからか短編なのに読みごたえあります。絵が古いですが古い作品ですもんね。今の作品をよんでみたくなりました。作者買いしてみます!
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もう、なんだこれぇ。
2019年9月4日
短編集でこんなに満足したのは初めてです。しかも初コミックスとは…さすが先生です。他の方々もおっしゃっていますが、私も最後の2作品が切なくて好きです。とてもリアルに感じるし、過去を知ることで現在の彼らの気持ちも分かる…素晴らしい作品でした。他作品も全てがきちんと完結していて納得します。読んでみてください!!いや、読もう!!
むっちゃよかった!
2019年7月2日
いろんなカップルが楽しめました!中でも、写真家の礼くんのお話しがとても切なくて、よかったです!
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全部好き
2018年12月4日
全部のストーリーが良かったです~。もっともっと続きを深く掘り下げて一冊づつにして読みたかったなー!
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雲はるさん、大好き😍
ネタバレ
2017年4月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLというジャンルすら知らない時に雲田はるこさんの『いとしの猫っ毛』を読み、そのまま雲田はるこさんの世界観にはまってしまい、いろいろと読み進めているところです。
初めての作品だというのに、本当にいろいろなジャンルの話があり、楽しめました!!
雲田さんの表情で語らせるところ、描き分け(異なる人物の描き分けだけでなく、若い頃と歳を経た後などの感じが本当にすごい)が素晴らしく、違和感なく一人の人の人生経過をたどれるところ、どこか懐かしい、漫画らしい表現があるところなどが大好きです。
特に最後の2話がお気に入り…何回読んでも泣いてしまう(*T^T)
デビュー作
2017年1月19日
絵を見た時に小学校時代にタイムスリップしました笑。何でこんなに懐かしい可愛らしい絵が描けるの…?この柔らかいタッチ好きだなぁ。
そしてデビュー作でマンガ描いた経験もほぼ無くてこの世界観作り上げちゃう雲田はるこさんって何者なの?とか、
出版社の関係者の人達もさぞざわめいただろうなーとか、いろいろ想像してしまいました笑。
短編集なのに、どれも物足りなくない。ちゃんと完結してる印象です。
とくに最後の話が好きかな。現在から過去編へ…って切なさ増しますね。ラッキーホールや猫っ毛にも継承されていて、まさに雲田さんの原点という作品かなと思います。
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余韻
2015年8月7日
じんわり余韻が残るお話の短編集です。くっついてラブラブイチャイチャ、みたいなお話ではなく、単館上映の映画みたいな雰囲気。
目次の欧米の漫画みたいな描き方とかもお洒落で、素敵です♪
どのお話もこの先二人はどうなるんだろう…と想像したくなります。
短編7話
2015年8月2日
短編7話中、ざっくり分けると5話が切な系で、2話が変態チックかな。どれもすっきり終わらなくて、切なさだったり、愛しさだったり、微笑ましさだったり、いろんな感情が余韻に残る物語でした。絶対続きはないんだろうけど、もう少し続きを読みたい。でも、それは野暮ってもんなんだろうなー的な。
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なんてBLだっ!
2013年10月10日
雲田はるこさんのBL作品は猫っ毛でハマりました。こちら初コミックスとのことですが、レベル高すぎw どの話もちょー好き!!絵もキレイ!!すきな作家さんでも短編集だと、ちょっとイマイチ…なんて思う作品があったりするものですが、これは…!すごいよかったです。(表現に乏しすぎるw)
雲田さんの作品はカップルではじまってたり、片っぽがゲイだったりするので、無理やりな展開に感じることがないストーリー展開が好きです。色んなカップルがいて、似たり寄ったりがないのがすごい。「あなたには言えない」からの「だいだい色に溶けあう」この二作品の並びヤバイ。何コレ。すげぇ。。青二いいね。だめだけどいい。野々瀬くんと礼のお話も見たかったですね!雲田さんいつか描いてくれないかなぁ( ^ω^ )雲田さんの描く絵とか雰囲気が良いな~と感じたら間違いないですよ☆
味わいありますね✨
2011年10月20日
この作者さんのインタビューを読み、早速デビュー📚を読みたく購入しました💡

表題作がデビュー作品ですが、1度も投稿経験が無いとは信じられない程味わいある作品でした。絵もアシスタント時代に教わったとはいえ、若干オトメを感じるキャラもありましたが、でも裸体は女性を感じませんでした。私的には。。。

短編集ばかりでしたが、どれもこの作者さんの味が出ており、センスもあり良かったのですが…最後の終わり方がある意味ヤラレタ感がありました😁 ……で? あぁ~⚡ もうちょっと描いてよ😢的なものを感じる作品もありましたね😁

内容としてはどれも本当によかったのですが、個人的には表題作①②話と最後のカメラマンの元彼を今彼と一緒に訪ねるストーリー⑫⑬話とその元彼と付き合っていた頃と離れるか迷ってるストーリー(元彼目線)⑭⑮話も堪んなかったです😌

無料版で絵柄が問題ない方はどうぞ😃✋

今後の期待も兼ねて☀5つ点けました😃😃😃


………で 2nd📚『野ばら』の配信も宜しくお願いします(ペコリ)
珠玉の短編集✨
2010年9月11日
絵が好みというだけで読んでみたら…どれもこれも面白くて、ページが進む毎に楽しみな気持ちでゾクゾクしました。
エッチも程よくあるし、セリフも端的に無駄なくキラリ✨とセンス光ってます。
立ち読みだけでは全然わかりません、良さが。
まだ1度しか読んでませんが、また繰り返し読みたいです。

切れ目美人とドS、ドMは出てきませんが、雰囲気として、ヤマシタトモコさん好きな方はストライク👍だと思います。

いい作家さん見つけちゃったなぁ~😃嬉しい♪
懐かしさを感じる絵と雰囲気
2023年11月18日
手書きの「もくじ」と「タイトル」が、ちょっと昭和を感じる。そして、短編がそういう、どことなくノスタルジックなぬくもりをどこはかとなく感じるお話ばかりでした。ラスト2作品が特に良かったです。全ての作品がハッキリ答えが出さないラストなのも良かったです。そして、まさか「昭和元禄落語心中」の原作者だったとは。だから、あのストーリーはどこかふんわりBL感が漂っていたんですねぇ。
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短編集
2020年5月13日
どれも短編ではありますが、ストーリーもキャラクターもしっかりしていて、読み応えがあります
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じわじわと
2020年4月11日
心に染み込んでくる作品でした。特に、最後の2作品は切なくて心に残りました。
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作者さん買いです
2018年3月6日
10年も前の本なのに、古さは感じませんでした。7話も入っているので短編集ならではの物足りなさは否めませんが、幼馴染リーマンものの年下攻めのヤス以外はキャラも話も全部好きな感じだったので良かったです。特に最後の2話、「あなたには言えない」とその過去を描いた「だいだい色に溶け合う」が凄く良かったです。どれも上手くまとまっていましたが、贅沢を言えば、幼馴染リーマンもの以外は全部、それぞれ1冊ずつで読んでみたかったです。
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雲田さん初コミック
2017年7月5日
最新の作品にも通じる雲田ワールドが、手作り感溢れるタッチで描かれています。7つの作品が7者7様にそれぞれの違った良さがあって、短いのにストンと収まる読後感がいいです。
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おすすめ!
ネタバレ
2017年1月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 雲田先生の初単行本で、表題作が商業デビュー作なそうです。最近の作品と比べると絵がもっとレトロな雰囲気ですが、それがまた味があっていいと思います。切ない系のお話とギャグ色の強い作品とがバランスよく収録されていて、個人的には『悪童セヴンティーン』がおもしろくて好きです。DKの年下ドS攻めとロリコンクズ教師受けで、雲田先生もこの受けはこの本でのむかつく男ランキング1位なようですww
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絵が
ネタバレ
2013年9月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ かわいくてとってもきゅんきゅんするけど、そこまでちゃんと結ばれなくてがっかり
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あなたには言えない
2011年10月9日
秀逸な短編集。
恋にしたたかな登場人物に笑える物語もあれば、その不器用さに泣けてしまう物語もある。
タイトルは詩の一部のようだし、絵柄は繊細で可愛らしくみえるけど、描くカラダの線やその厚みには色気を感じます。

物語は「あなたには言えない」とその連作の「だいだい色に溶け合う」はわたしにとって大変魅力的でした。若く才能ある写真家と青年の切ないお話しです。
とくにオススメしたい作品です
短編集
2020年10月20日
作者さん買いです。短編集なので仕方ないのですが一つ一つの話が短いのでその先がもっと読みたいと物足りなかったです。それぞれのカップル達のその先が気になります。
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黒髪率が高い
2018年7月23日
黒髪好きな自分としては満足です。昔の作品なので結構絵柄が違うものだなーと思いました。
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短編集です。
2014年8月15日
内容もキャラクターも好きでした。でも、これからでしょー!という時に話がプツリと終わる、かなり短めの短編集なので思い入れがしにくいです。(7つのお話が入っています。)面白いぶん、かなり残念です。あと、最初の雰囲気とは違って、内容はややシュールで切ない物が多い気がしました。レンタルでちょうど良かったです。
キャラクターが好きじゃない
2022年6月22日
短編集。身勝手で好きになれないキャラクターが多かったです。特に運転中の運転手にちょっかいかけて事故らせるのは絶許案件でした。危ねえ〜
作家さん特有のレトロ感は比較的控えめに感じました。
いまいち
2017年7月29日
表題作、試し読みだけでも良かったかも。何も起こらなかった。短編集なのにどの作品もサラサラ過ぎていってグッとこなかった。
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