自動車事故で両親を失い自身も後遺症の残る怪我をした被害者側の主人公実斗(みと)と、何らかの罪を犯した加害者側の若者達が同居することになる所から物語が始まります。
加害者と被害者、線引きすることは簡単だけど、加害者側にも様々な背景があって実際は犯した罪に苦しんでる人の方が多いのでしょう…。実斗君は最初こそ悲嘆にくれて無気力になってましたが、環境が一変することで元来の愛情深い気質が戻ったようです。一巻では一番フレンドリーな塁君との交流がメインです。心に響く台詞も多々あり実斗君のことも加害者の子達も応援している自分がいます。自然と周りに人が集まるような明るさと優しさを持った実斗君が今後加害者側とどう交流していくのか、続きがとても気になります。