204ページb、表題作のほか3つ、計4作品b。
普通だったら4作品も入っていれば短編集と呼びたいけど、これはとても短編とは言えないほど、それぞれの話がしっかりしてる。
内容量的には2冊くらい読んだ感じの読後感。
絵も作風も今とは違う一昔前な感じであまり好みではなく、そこが残念でしたが読み応えはありました。
最初の2作品はどこかコメディ調なところがありましたが、3作目の遠い情景(2話+番外編)は義兄弟の重いミステリアスな話でどっしりな読み応えがあり、一番好きでした。
ページ数も多いし、なんでこれが表題作じゃなかったんだろ?
思わず義兄を応援したくなる、先の話が欲しかったです。
作風も古いし今のBL読者には受けが低そうで総合的には星4くらいなんでしょうが、内容がしっかりしていたので、おまけの星5。