ネタバレ・感想あり鷹と雀～強運を呪う天才と不運を愛する凡才のレビュー

連続役満記録で強運の雀士と呼ばれた鷹弥くんの麻雀を見て、鷹弥くんに憧れているすずめくん。
すずめくん自身は麻雀が大好きで麻雀がもっと強くなりたいと頑張ってる男の子。
ある日酔っ払った鷹弥くんを偶然拾って(笑)自分の住んでる旅館に連れてきて、そのままお世話をすることになったすずめくん。
旅館でのやりとりで、ふたりの人となりがだんだん見えてくるんですが、すずめくんはただもう天真爛漫な頑張り屋で明るい主人公かと思いきや、心にいろいろ抱えていてふと冷たい顔も見せるし、鷹弥くんは意地悪で俺様な性格だけど、すずめくんに対しては熱くぶつかったり、麻雀を通しての人間ドラマがもうすごく面白いです。
麻雀良く知らないですけど、すごい役(組み合わせてできるすごい点数)なんだろうな…とかピンチなんだろうな…っていうのは説明があるので、知らなくてもヒューマンドラマとして楽しめましたし、ちょっと麻雀楽しそうだなって思えるすごく素敵な作品だと思います。