人間の傲慢さが原因で草木の無くなった砂と岩だらけの世界で、特別なチカラのある人たけが行ける「エデン」と呼ばれる自然豊かな場所を目指す普通の少女の物語です。
設定が面白そうなのと、絵がきれいだったので購入してみたのですが、設定と矛盾するような市井の人たちの生活ぶりにガッカリしてしまいました。
草木か無く人間以外の生き物も殆どいないはずなのに、何故か布地も豊富そうだったり、紙も貴重なものでなさそうだったり…
そもそも食物連鎖が一部途切れているはずなのにどうやって生きているのかと思います。
設定が面白そうだったのに、そのせいで却って矛盾や違和感を感じる生活模様にとても残念な気持ちになりました。
一巻の途中、エデンを目指すというところで読むのを止めてしまったので、その後にそれらに対する解があれば申し訳ないのですが、私には最初の方で受け入れることが出来ませんでした。
絵が本当に美しいので、そこに対する星の評価を入れています。