この恋が現実ならば…ズバリ、成就しない可能性が高いでしょう。女性は「いずれは男が真摯になって、自分だけを選んでくれる」と願いたいでしょうが、現実だと叶うのは難しいでしょう。
【理由】男の態度が不誠実で、女性を大事にしていないからです。
【その一】佐成タイプの男でも、真剣な恋の相手ならば、最初から誠実な態度を示す筈です。でも一香の場合は違います。
【その二】一香の気持ちを知った時、誠実さを示す機会はありました。応える気があれば、身辺整理をする筈です。応える気がないなら、その旨を伝え、一香と距離を置くべきです。それが自分に、真心を寄せてくれた女性への、せめてもの思いやり、そして男らしさというものです。でも佐成はそのどちらでもありません。
【仮につきあったとしても】佐成タイプの男は、態度を変えないでしょう。思わせぶりな、煮え切らない態度を続け、女性が消耗するでしょう。惰性で結婚出来たとしても、貞操観念の希薄な夫に、悩む可能性が高いでしょう。
【本気の恋の相手なら】翻弄して悲しませたりしないでしょう。苦しみを取り除き、守り、幸せにしたいと行動する事でしょう。
【女性はどうすべきか】純愛を望むなら、一目散に逃げるべし。遊びを楽しみたいなら、どうぞお好きに。
【その一】他に誠実な相手を探しましょう。一香は見た目が派手で誤解されやすくても魅力的なので、きちんと理解してくれる人が現れるでしょう。
【その二】恋愛以上に熱中出来るものを探しましょう。佐成タイプの男以上に心動く相手がみつからないなら、一旦恋愛から離れましょう。勉学なり就活なり、自分を磨けるものに注力すれば、真の良縁を得た時、大きな助けになるでしょう。
【一香の本心は?】純愛を望んでいるのでしょうが、行動が合致していません。本気で純愛を望むなら、ふさわしい相手が現れているみたいですが、曖昧です。佐成が真摯になるかもと期待するのは、悪手です。
【でもこれは漫画なので】佐成が一香に真剣に恋するように変化するかもしれません。あるいは一香がもっといい相手を見つけて去っていき、佐成が失ってから後悔するパターンも考えられます。
【青春のきらめき】まだ二十歳そこそこの若いふたり。恋に傷ついても、次の恋に生かせるでしょう。それこそ今しかない『青春のきらめき』を謳歌して欲しいです。どの様な結末を迎えるか楽しみです。