薄幸で白髪の少女は29回死に戻りをしている少女で、前世の記憶があり、今世こそは…と思い運命を変える為に行動を改め始めます。そこで出逢ったのが表紙絵にある公爵でというお話。
よくある恋に落ちただ、運命の人だ、どうのなのかなと思っていましたら2巻の今の所全く違うようで、噂の公爵はチョイチョイ要所に出てくるのみで主人公少女に焦点は向いています。
愛する妻を失い娘に興味の無い父。そんな父の後妻としてお節介皇帝の圧により収まった皇帝の妹・悪意ある継母。そしてその継母に顔がそっくりな赤毛の妹、そして命を狙われながら日に日にやつれていく自分…。
よくある話ではあるのですが、主人公が子供ながらに健気に必死になって努力する姿に応援するしかない！という気持ちになります。
執事や侍女、周りの大人達がなんとか彼女を支えていって…みんなで幸せになって欲しいと思って読んでいます。今の所ロマンスの気配はありません。なんとなくですが…意地悪継母の娘である妹が主人公の見方にならないかなぁ…という感じがちょとあるようなないようなです。
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