ネタバレ・感想あり今日もまゆみは飛び跳ねる ~自閉症のわが子とともに~のレビュー

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子を思う母の気持ち
ネタバレ
2024年9月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 少し前に特別支援学校の小学部で勤めていました。
担当した子は自閉症の子で、発語が少ないお子さんでした。
ある日ふとした瞬間いきなり「おかーさん、すき」と言ったように聞こえ、連絡帳にその旨を記入させてもらったのですが、その時のお母さんがとても喜んでおられ、『発語が少ない子だし嬉しいんだなぁ』くらいに思っていました。
本書を読んで、『それは涙が出るほど嬉しいに決まってる』と考えを改めました。
期待、希望、切り替え、諦め、悔しさ…想像よりも何倍も何倍もお家の方は、様々な感情をもって子どもたちを育てられて、療育や学校に送ってこられている。分かっているつもりでしたが、本書で、さらに身を持って感じました。
愛情をもって教育も携わっていきたいな、と改めて気が引き締まりました。
素敵な作品です。
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何度も読み返します
ネタバレ
2024年5月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 3歳半でASDの娘がいます。
療育と言語聴覚士の訓練と仕事を掛け持ちしていて、
朝の登園以外はワンオペ
自分の殻に閉じこもってしまいそうでした。
昼休みにいつものようにネットで発達障害児の対応について調べていたところ
にれさんのブログをみつけて、
毎日、何度も読み返しました。
娘にとてもよく似ていて。

うちは、一才半で復帰する際、保育園に馴染めず、すぐに発語が消えて行き、お母さんとも言わなくなったのです。

本書の最後のことば。
いつか、お母さん大好きと言ってくれたら。
それを糧に頑張っていきます。
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感動
2024年4月3日
ラストで大号泣しました。
自閉症の子の親だけじゃなく、子育て中の親は涙なしには読めないのではないでしょうか。読後感がとても良く、自分の子供を抱き締めたくなりました。
エッセイの内容も濃く、勉強になります。
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作家名: にれ
ジャンル: 女性マンガ エッセイ
出版社: KADOKAWA