ネタバレ・感想あり怖いトモダチのレビュー

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皆さんもお気をつけて
2024年5月22日
自己愛性パーソナリティ障害者にタゲられると逃げるしかありません。彼らは「なぜ人を殺してはいけないのか」と小首を傾げながら目の前の「目障りな人」を「私が可哀想でしょ!」と言いながらいとも簡単に殺します。お話も通じなければ悪いとも思わない。それを踏まえ、こちらのコミックのラストはルミンのような重度の障害を持つヒトに相応したものだと思いました。
(モヤモヤが少し晴れるくらいでした)
そこらへんにうじゃうじゃいるので、「何か変だな」「会話が成り立たないな」など違和感を感じたらすぐに離れてください。一度「こいつは美味そうだ」と認識されるとずっと追いかけてきますよ。
ラストのざまぁ度は…
ネタバレ
2024年5月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ ラストのざまぁ度は…60点ってところです…。一応ざまぁは成しますが、スッキリ爽快とはなりません。そこが巧みだと思います。娯楽作品としての楽しさと、問題提起作品としてのリアルさのバランス。実際の自己愛さんがざまぁされることなんてないでしょうから。大抵の自己愛さんは自分の加害を自覚することなく生きていく。周りは泣き寝入り。唯一の解決策は離れること。それが現実…。なんだか色々思い出して心がどんよりざわざわしました。絵柄が優しいのが救いかな
少しの違和感が確信に変化する過程がリアル
ネタバレ
2024年4月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一言で言うと目の前の人に対する言葉にならない
「違和感」がテーマ。
日常で誰しもが経験しうることであり、誰しもが経験したことのあるような違和感を突き詰めた物語だな。と思いました。いい人なんだけれど、なんだろうこの違和感…そんな気持ちを持った経験のある人、読む価値のある物語だと思います。その違和感の答えかもしれない。
じわじわ、ゾワゾワ、ゾクゾク。最後はドキッとする。もし、実際に身の回りの人間関係に「違和感」を感じている人は読み終えた後、青ざめるかも。
ロンド形式
ネタバレ
2024年5月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 登場人物それぞれの視点で中井ルミンについてのエピソードが語られる。
最後にチャコと篠原の立場がネタばらしされるが篠原は予想外だったな。
での中井ルミンもしぶとそう。
全部が全部なのか?
ネタバレ
2024年7月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ ちょっとすっきりしません。
人格障害の主人公を悪者として描きたいのかな?
他者を陥れるのは確かに恐ろしいことですが、でも彼女の全てを否定するのは違うのでは?
たとえば結婚〜離婚のくだりなどは全く関係なくないか?
彼女は計画的に略奪したわけではないし、むしろ男が騙していたわけでしょう?
婚約者の妹さん、許すまじきは男の方では?
そして主人公は自分の未来を切り拓くために夫のもとを去ったのですよね?
これは見方を変えれば夫からの自立を目指し、目標を持って生きる、行動力のある女性です。
好きなことを諦めない姿勢は、しばしば素晴らしいこととして描かれるものですよね。
また、小説を褒めなかったためにキレられた編集者さんも、災難ではあるが、〇〇するほどのことか?
その選択の方が不可解です。
…まあしかし、主人公のような人はインスタなどでもよく見かけますが、どう見ても胡散臭いし、なぜ依存する人がいるのか疑問です。
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ジャンル: 女性マンガ エッセイ
出版社: KADOKAWA