ネタバレ・感想ありオルクセン王国史～野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか～【分冊版】のレビュー

樽見京一郎野上武志 THORES柴本

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雨猫さん

(－/－) 総レビュー数：1件

近代史×異世界

2025年3月19日

王国史というだけあって、オルクセンという王国の立ち位置、今に至るまでの経緯、地理など、詳しく描写されています。
歴史の授業のように、一からさらっていくわけではなく、展開の中でそれぞれが描写されるので、頭に入ってきやすいです。
食がしっかり描かれているのが、なんだかとても微笑ましい…。
登場人物がみな人間臭い面を持っているのも、親近感が湧いてとても良いです。

雰囲気や設定に近いものがあるため、某戦記を思い出しましたが、あちらほど殺伐としていません。
魔術の概念はありますがそれ単体で戦うようなものではなく、銃も実弾で、そういった意味ではファンタジー要素控えめ。
それが逆にリアリティがあって没入しやすい。
続きが楽しみです！

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熱燗さん

(男性/20代) 総レビュー数：2件

すごく良い、先が気になる

ネタバレ

2024年5月24日

このレビューはネタバレを含みます▼ 技術水準は1870年代以降、第一次世界大戦前夜の様な雰囲気。これを異世界ファンタジーで描くのは素晴らしいと思う。魔法要素もありはするが、1巻を読む限りでは小物類や生活家電のような使い方。軍事的な用語が多く使われており、またそれに対する注釈もあるためミリタリー好きからそうでない人でも楽しめると思う。今後の展開が気になる。

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