このレビューはネタバレを含みます▼
1巻目まで無料だったので、読んでみました。
生前の未練や憎悪を所縁ある物品に宿し人を害する悪霊と化した"化魂"を退治する除霊師・神原3兄弟妹の中で、霊力を持たず取り憑かれやすい体質な兄の神原想が依頼同伴中にあわや化魂憑きとなるところで、人の良さから何故か体内で"化魂"の元となった人とご対面→過去視&人生相談のち、浄化するという前代未聞な出来事をやらかす。次の依頼で同行することになった同業者の少女に"化魂"ではないかと敵意を向けられるも二度目な浄化に目を白黒させるのだった…な1巻目。表紙の上半身裸が兄の想で、白髪ノースリーブが弟の心です！申し訳ござらぬ、二人の格好に萌えて読んでしまいもうした。のに！兄が！1巻だと！まだ！半裸に！なっていない！どうしてええええ！！！？残念です。や、弟の二の腕だけでも眼福だったから良しとするべき…？成仏できない霊の皆さんが当たり前だがグロスプラッターだし、化魂がこれまたグロテスクなので嫌いな方は要注意。まあ内容が除霊の話なので、さもありなん？ところで妹ちゃんは巫女っぽい和装なのに、なんで弟と同業者少女はエロいコスプレしてるの？趣味なの？兄も今後上半身裸になるなら、除霊師はコスチュームに規定でもあるの？とりあえず兄の想になんで浄化の能力があるのか1巻で判明してないので、衣装着替えと共に続巻の楽しみにします。あと1点だけ感に触ったところがあるとしたら、同業者少女の自己判断と浅慮と調査不足を棚に上げて兄の想を化魂と断じた早計さが鼻についたくらいです。3巻で完結だとどういうラストになるんだろうか気になる。
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