大、大、大好きな作品で、こんなに秀悦に、恋愛作品であり、なおかつ、家族を描いた作品は、後にも先にも読んだことがありません。薔薇とは、自分は ゆりのことであり、大事な娘のことだと思いました。登場人物が みんな とっても 個性的だけれど、家族というレーベルの元に しっかり団結していて だけど その団結は 普通のソレとは違うけれど だからこそ、物語として描かれていて その物語は ゆりという その家族の中では 特殊な存在である娘を中心に描かれています。サクサクっとは 読めずに、いちいち 自分の心を いろんな心情を これでもかって 突いてくるので、たまに 休憩を入れないと読めませんでした。一気読みは無理でした。最後は 涙腺崩壊してしまいました。ゆりちゃん、綺麗でした! 幸せそうなゆりちゃんが見れて、やっと ひとつにまとまった家族が見れて、それも お互いを思う素敵な家族が見れて、うれし泣きをしました。