ネタバレ・感想あり過ぎる十七の春のレビュー

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ホラーミステリー
ネタバレ
2025年6月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ もうすぐ17歳になる直樹と妹の典子が、母親の姉の伯母の家に遊びに行くところから物語が始まります。伯母の家には直樹の従兄弟でもうすぐ17歳になる隆がいる。隆は伯母とも仲が良く、いつも楽しく滞在しているのですが、なぜか今回は隆の様子が変になり…伯母は自死してしまう。なぜなのか直樹が調べ始めると、先祖代々長男が17歳で亡くなっていることがわかり……。もうすぐ17歳になる直樹にも呪いの手が伸びてくるが…それを振り切り、隆の呪いも断ち切ることに成功(直樹が恰好良過ぎです!)母親の愛(狂気の愛)がテーマの作品なのかな。原作者の小野不由美さんは「十二国記」が最近では有名ですが、もともとはホラーの名手でむしろこの手の小説が本筋の推理作家さんです。緻密なストリー展開は流石です。
大満足。買わないと損!!
ネタバレ
2024年8月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ まだ学生の時、小説の方を読んで
面白かったと覚えてた作品です。

漫画や小説は震災で失われましたが、電子書籍で
コミックス出てありがとうございます!

話は従兄弟の暮らす山奥の田舎に遊びに行った兄妹が
17を迎えた従兄弟が豹変し怪事件に遭いつつ、呪縛から逃れる方法を探し解決します。

小野不由美さんの初期の安定したホラー&解決作品で
山本小鉄子さんの絵も雰囲気バッチリで
吸い込まれる様に先を読んでしまう作品で満足です。
青春ホラー:神タッグのコミカライズ◎
2024年8月25日
(8月新刊・2巻完結)不由美さん×小鉄子さんの神タッグに飛びつきました!!原作を二十年程前に読んだので、記憶の答え合わせ的な楽しみあり、原作の怖すぎるホラーも小鉄子さん作画で読みやすくなったように感じました。読み始めたらラストまで惹きつける展開は、神タッグの本領ですね!!

世間を騒がせるものではないけど、着実に囚われていく不気味な呪いに挑んだ17歳の従兄弟達の勇敢な物語は、いつの時代でも母の愛の深さが伝わり物悲しさが残るものでした。読後はスッキリです。残暑厳しい今の季節にピッタリ。

この神タッグのコミカライズには同日配信でもう一作『黒祠の島』があり、まだ購入していないのでこちらも楽しみです
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