二人ともビジュアルが好みで読み始めました。
繊細な絵柄が美しくて、どのページを開いても思わずため息が出ます…
ビジネスのお話が難しかったらどうしようと思いましたが、棗さんが思いのほか親しみやすいキャラクターで、杞憂に終わりました 笑
彰人さんのことが心配で、放っておけない、守りたい!と棗さんに感情移入しながら読みました。
本編で直接は描かれませんが、出会ってから15年の間に二人がいかに努力してきたかを、今の二人の姿から容易に想像できました。
また、互いが互いをなくてはならない存在だと感じていることもひしひしと伝わってきて切なくなりました。
その一途さと純愛は、絵柄と相まってとても美しいと感じました。
繊細なタッチと感情の描写がマッチしていて、時には登場人物と一緒に不安に、そして時には心の底から嬉しくなりながら一気に読みました。
もっと二人の物語を読んでいたいです。
そして、主人公たちだけでなく父親世代にも惹かれたので、ぜひスピンオフが読みたいです 笑