ネタバレ・感想あり曽根富美子傑作選 パニック母子関係のレビュー

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【販売終了のお知らせ】

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読んでよかったです
2016年5月11日
引きこもってしまった姉にも、家出するしかなかった妹にも、歪んでしまった母親にも、それを見守るしかできなかった弱い父親にも、妻を救おうとして自分も傷ついていく夫にも、全ての登場人物に共感しました。
この物語の救いは、男性陣が皆、弱々しくも忍耐強くパートナーに寄り添ってくれることです。
そこが救いでもあり、非現実的というか理想的すぎるというか…ではありましたが
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読み応えあり!
ネタバレ
2015年11月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作者さんの描く話は、キャラクターの性格・人間関係・関わる人物の感情が細部まで綿密に内容が練られていて、とても読み応えあります。
購入の際に少し高いな…と感じましたが、いやいや、この金額は納得‼と思える内容とボリュームでした!
とりあえず、表題作は母親にイライラムカムカさせられましたが、他の方も書かれてるように最後は綺麗にまとまります。個人的には少しラストに物足りなさがあるような…(笑)
子供のためか?自分のためか?
2015年9月1日
自分の立場で正しい事が全てでなく、子供の気持ちをくみとる事の大事さを考えさせられました。子供のためと思ってる事が、自分でも気がつかないうちに、自分の価値観の押し付けになる事、宝物である子供の心が壊れてしまう事。愛しているからこそ、自分の分身としてでなく、1人の人格として、子供を尊重する事が、時には必要と感じました。親子関係が上手くいってない方も、上手くいっている方にも、読んでもらいたい作品です。
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胸が痛くなる
2014年8月13日
妊娠してひきこもってしまった元教師の話ですが、心が痛くなります。歪んだ母子関係が軸になっていますが、母親も良かれと思ってやってきたこと…自分の身を振り返りながら読み進めました。子どもがいる方は、娘の立場からも母親の立場からも読めると思います。物語後半で出てくる学校には、イラついて暗い気分になりましたが、ラストは希望がもてます。他に収録されていた短編も面白く、若干高いだけあるかなと思いました。
この作者の本を読んで
2014年3月2日
虜になりました。みんなオススメです。直ぐに他の本を探しますが、なかなか無く、あっても高かったりで…。ここにあってとても嬉しいです
完璧な人生なんて無いから
ネタバレ
2017年4月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 過保護、過干渉、ネグレクト、暴言…子供にとって母親は一番の拠り所であり圧倒的な存在、つまり身体を叩かなくても容易に心を傷つけてしまうということに考えさせられました。母親自身が心を健康に保ち自分自身の人生を歩いていくことが子供のためにも良いのかなと。

でも絶対完璧な人生なんてない。
両親からの愛情を浴びるように受けて何のトラブルもなく大人になった人の方が少ないと思うので、どこかでつまずいてもそれは自分だけでないし、またやり直せるというメッセージを曽根先生の作品から感じます。
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終始…
ネタバレ
2015年8月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 母親にイライラしっぱなしでした。
こんなふうに、最後に気付く事が出来てやり直せる人達ってどのくらいいるんだろう。
すごく難しい問題に向き合った素晴らしい作品だと思います。
とても読み応えありました!
前向きに
2015年6月13日
表題の内容を読みながら、「女性ならこの関係に近いものがあるのでは?」と思いました。
私自身も結婚していますが、結婚前は、この母子関係に近かったかもと思います。(才色兼備を除いてw)ヒロインと違うのは、学生時代や今も母と価値観が違う事を自覚し、違う事は違うと直ぐに伝えてるところデスかね。😊
親子間も友人関係も、従うという形にならないように気をつけたいものです💦
いらいらした
2017年1月29日
嫌なら出て行けばいいのにと。
食事や買い物の世話になっていて、夫にも迷惑かけていて。
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分からない
2015年9月1日
周りに助けてくれる人がいるからますます自分勝手に鬱になる。自分一人の力で生きてる人間いっぱいいます。人に頼ってるのに、、、自分一人の力で努力して生きてる人いっぱいいます。甘えな考え方。
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