このレビューはネタバレを含みます▼
作者様買いです。
世に失望した作家の光になる俳優の話…と思って読み進めていたら、
俳優側にとって、その作家の先輩が光で……と思ってさらに読み進めたら……
どれほど眩しい光だったのか、どれほど暗いところからその光に焦がれていたのか、胸が締め付けられました。
そこからのその掬い上げ方がもう、大号泣しながら読ませていただきました。
町田先生の作品大好きです。涙なしには読めないし、余韻もすごいので、出先で読んだりは出来ないですが、
是非じっくり時間をとって読んでいただきたい作品です。
そして願わくば長い夜を乗り越えた2人の夜明けの続編が読みたいです!!