内容が とても ヘヴィーで、ずっしりと重いです。いや、違うな、内容がヘヴィーではなく、描かれている恋が重いんです。シンドイ恋でした。両国に振り回されている永瀬くんが 不憫で仕方なかったです。強烈だったのは、二巻目の黒田が登場するあたりから。いくらなんでも 自分の愛する人を 他人に捧げるかな? それだったら 救急車、呼べよ、救急車。両国の倫理観念には 術後あたりから 疑問だったし、まるで 子供のように、自分のいいように事が運ばないと、暴れるし。だから 永瀬くんは、よく 頑張ったと思います。”ろくでなしの恋”がこの後のお話が描かれています。そちらも ヘヴィーなので、覚悟して読んでください。だけど、この重い恋は 中毒になるようで、読みだしたら 止まらないんですよねー。